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アルカイダ発言

2007年10月29日、日本外国特派員協会の講演で2002年のバリ島爆弾テロ事件に関連し「私の友人の友人がアルカイダなんですね。バリ島の中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けた」と発言した。出入国を所管する法務大臣が大規模テロ事件の情報を事前に掴んでいたかのような発言は、特に外国特派員協会での講演ということもあり内外各方面に大きな衝撃を与えた。そのため、当日の内に発言訂正に追い込まれることになり、「実際に話を聞いたのはテロの3、4ヶ月後だった。話を聞いた友人は自分の趣味であるチョウの採集を通じて知り合った一般人で、アルカイダと断定はしていなかったが関わりのある過激派グループに協力している人物かも知れないとのことだった」と釈明

翌30日、内閣総理大臣福田康夫から「そういうこと(テロ)を防止する役目だからしっかりやるように」と注意され、内閣官房長官町村信孝からは「日本の法務大臣がテロリストを知っているという誤った印象を与える発言は遺憾」として注意を受けた。鳩山は、「ご心配をかけて申し訳ない」と福田に対し謝罪したが、直後の記者会見で「事実を言ったらいけないのか。知り合いの知り合いということでは間違いない。それが国際的な信用にかかわるとは思えない」と主張している。国民新党代表代行亀井静香(元警察官僚)が「警察庁は法相から事情聴取をしていない。国家公安委員長は何をやっているのか。(法相を)放っておくのはふまじめすぎる」と発言するなど、事実関係の解明を求める指摘もされており、町村信孝は文書による事実関係の報告を鳩山に指示している。また、当該人物がテロ組織と無関係だった場合どうするのか問われた鳩山は、「人の名誉を著しく傷つけることになれば、何らかの責任を取らないといけない」と衆議院法務委員会にて答弁している。

11月3日、自らの選挙区で行われた秋祭りの挨拶で、「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」ともコメントしている。

また、鳩山はアルカイダ関係者と見られる人物を当局に告発しておらず、刑事訴訟法239条2項(公務員の告発義務規定)に違反していると指摘されている。 衆議院法務委員会での答弁によれば、鳩山はアルカイダ関係者と見られる人物が出入国管理及び難民認定法に触れる可能性を認識したが、友人の立場を考慮し告発は行わず、関係当局への連絡にとどめたとしている。なお、鳩山は「警察にも入管にも防衛省にも、公安調査庁に言ったかどうかはよく覚えておりませんが、かなり厳しく言いました」と主張しているが、連絡した相手の人名等を問われると「記憶にはありません」「だれにいつどうしたということが今のところはっきりしておりません」との答弁を繰り返している。
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